割当株券のお知らせ
今日ふとメールを見ていたら「割当株券のお知らせ」というメールが証券会社から届いた。
むぎ
割当株券って何なんだろ?聞いたことないよ。
何か手続きしないとダメかな?
割当株券とは、企業が新株発行により資金調達する方法のひとつで、新株式の割り当てを受ける権利を既存の株主に与えて行う増資のこと。特に手続きする必要はないようです。
1株をいくつかに分割し、発行済みの株式数を増やすこと。例えば、1株を2株に分割すると、各株主の持ち株数は自動的に2倍になるけれど、1株の価値は半分になるため、資産価値は変わらない。ただし、1株当たりの配当を据え置いたままだと、株主は増配と同じ。原則として、株式分割は取締役会の決議でおこなうことができる。
むぎ
そんなことして何かメリットがあるの?
企業にとってのメリット
- 株式数が増え、1株の株価が下がることで、株が買いやすくなる。
- 発行株式数などが増えることで、上場市場の指定替えに必要な基準を満たすことができる。
- 株主優待でより多くの株主に優待を提供できるようになる。
- 時価総額が上昇し、新たな経営判断ができるようになる。
株主にとってのメリット
- 株式数が増えることで1株あたり配当や株主優待の量が増える。
むぎ
デメリットもあるでしょ
企業にとってのデメリット
- 株式数が増えることで株主数が増え、株式総会や株主対応のコストがかかる。
- 株価や流通量を大きく変化させてしまった場合、市場の安定を損う影響を与えてしまう。
- 業績向上が伴わない時価総額の上昇を招き、投機的な投資家が増えてしまう可能性がある。
- 株主総会開催や分割後の登記、法定資料の準備など事務コストがかかる。
株主にとってのデメリット
- 株価が安定しにくい
まとめると株主にとって株式分割はメリットが大きいようです。つまりは、とりあえず私はお得になるかもな一歩を手に入れたのだとわかった日でした。ラッキー。
※投資は自分の判断で。
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